興玉神祭祀の霊地におよそ千三百年前、僧行基により太江寺は建立されたと伝えられております。
弘法大師・空海、西行、重源等高僧が伊勢二見の地に訪れ太江寺及び近隣寺院と係ってきました。
伊勢神宮においては、神仏集合の信仰が深まり、内宮一ノ禰宜荒木田氏は、千手観世音座像を寄進したと伝えられております。
幾多の栄枯盛衰を繰り返し、江戸中期元禄年間に本堂、享保時代には仁王門が宇治会合所、立石(現夫婦岩)でのみそぎ浄財・神宮奉行外護により建立され現在に至っております。
本尊千手観世音菩薩は、寿命長寿、病気平癒の仏として信仰されてきました。
また、最近では、藤・アジサイを中心とした花の寺として、平成に入ってからは、愛受院ペット守護、供養も執り行い悲しみ苦しみを持って参られた方が帰る時には笑顔で心軽やかに帰ってもらえるように、開かれた寺をめざし少しずつ境内等を整備しております。
伊勢志摩のやすらぎスポットに一度お立ち寄り下さい。
第18代目 永田密三
〒519-0602 伊勢市二見町江1659
℡ 0596-42-1952 FAX 0596-43-2284
太江寺 伊勢志摩巡礼の会
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